ビール会社の陰謀か?

発泡酒はわざわざ買って飲むことはないが、たまに飲むとビールに飲みなれているせいか、恐ろしくまずい。



発泡酒が初めて世に出てから、大分経つが、未だに味でビールに追いつくことはない。



広告も、「発泡酒なのに美味しい」みたいな感じではあるが、実際に飲んでみると、やっぱり発泡酒だ。



各ビールメーカーは、ビールがブランドとなり、その売上の大半を占めるし、味や喉越しも各メーカーのこだわりが現れている。



だからこそ、本気で研究すれば、ビールに匹敵する味わいは出せるんじゃないかと思う。バドワイザーなんて、実は成分的には第三のビールらしいが、それだと輸入関税が取れないので、ビールという位置づけにしているらしい。







が。







それをやってしまうと、消費者は価格の安い発泡酒へ乗り換えてしまい、同じ企業内の製品同士でカニバライゼーション(共食い)が発生する。



そうすると、ビールそのものの売上が落ち、企業としての売上も落ち、かつ安価な消費財を提供する企業というイメージがつき、ビールメーカーというブランド力さえも失墜しかねない。



そういう多々あるリスクを考え、どこのビールメーカーも発泡酒をビールとの味の差をつけているんではないだろうか。







今日、ブランドに関する書籍を読んでいて、ふと思った。



これは、あくまでも自分の中での仮説であり、真実ではないので勘違いしないように。



ブランド広告

消費者行動論




※2冊とも、とても役に立つ書籍だった。

img20070218.jpgimg20070218_1.jpg