2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年を振り返る(飯編)

2007年を振り返る(仕事編)に続いて。 前半は主に築地すし好でひたすら寿司を食べる日が続く。 そして、中盤から終盤にかけてランチではまったのが、海南鶏飯食堂。 ここのシンガポール風チキンライスは絶品。 ほぼ週1〜3回でランチを食べに行くと共に、…

2007年を振り返る(仕事編)

今年の仕事について振り返ってみるとしよう。 昨年はちょうど10月に転職したばかりだったから、あんまり具体的な成果もなくこれからというところだったが、今年はその結果が見えていなければならない年。 転職をする時に自分がキーワードとしていたものは、…

時間を効率化しても・・・

最近、ハック系の書籍がブームとなってやたらと出てきている。 時間の効率化が主なものだが、質については特に言及していないので、その手の書籍には興味が全くもてない。 時間が効率化して作業量が増えてアウトプットの量が増えるだけならルーチンワークと…

この人の本が面白い理由

外務省のラスプーチンと呼ばれる佐藤優氏の本は、どれを読んでも本当に面白い。 理由はこの人のレトリックのうまさにあると思う。 インテリジェンサーとしてのそのテクニックを、テーブルマナーというレトリックを使い紹介している、この本は特にそれが顕著…

京都どす

出張で京都へ。 行くのは、1年半ぶりくらい。 ただ、トンボ帰りだったので滞在時間もわずか。 こういうのは大事だけど、意外と取り組んでいる人が少ない。もしや気づいていないからなんだろうか。 大抵は、高速道路の渋滞に簡単に詰まっている。 だから、ど…

京都どす

出張で京都へ。 行くのは、1年半ぶりくらい。 ただ、トンボ帰りだったので滞在時間もわずか。 場所が四条だったので、帰り際ぷらっと祇園を散歩。 京都はほとんど春に来ていたので、流石に冬は寒々しいね。 春は桜の葉も柳も、生き生きとしているのに。 で…

水族館にある非現実性

こんなことまじめに語るのはどうかと思うが、水族館の価値はどれだけ非現実的な世界を演出できるかにあると思う。 非現実性とはリアリティとは違う。 例えば、スキューバダイビングはリアリティがあるが、水族館がそれと同じものをもとめても無理だから、ど…

たまにはマンガも

ここ最近、寝る前はマンガを読んでいる。 で、読むマンガにもよるが、意外と学ぶことが多い。 今読んでいるのがこれ。 ブッダ全12巻漫画文庫 手塚 治虫 (著) 人に物事の真理を説くという姿勢について、改めて考えさせられる。 人に何かを伝えたいなら、やっ…

良質なアウトプット

仕事で本気になって書く提案書は、普段書くブログより断然アウトプットレベルが高い。 しかも対象ユーザーは下流工程に属する受託開発のプログラマ。 そういう会社にいたから、彼らの心情と、その人達を教育しようとする押し付けな管理職の「理論」は良く理…

久しぶりのINPUT

最近、思考するための読書が多かったが、あんまり細かいことを考えず1つのテーマに絞ってひたすらINPUTするのも気持ちいい。 とりあえず、時代の流れを読むために以下を一気に読む。 次世代広告テクノロジー 織田 浩一 (著), 高広 伯彦 (著), 須田 伸 …

1997年12月

起業家2.0?次世代ベンチャー9組の物語 佐々木 俊尚 (著) なぜ、この本が面白いと思ったんだろうか? それは、ここに紹介されている人達が自分と同世代だからだと思う。 ある意味、これを読んで気づかされた部分がある。 いわゆる「ナナロク世代」といわれる…

ストーリーの組み立て方

この本面白い。 起業家2.0?次世代ベンチャー9組の物語 佐々木 俊尚 (著) 内容というよりストーリーの組み立て方が上手い。 読んでいてぐっと引き込まれる。 自分の平凡な人生もこの人に書いてもらえば、 それなりのドラマが生まれそうだ。 まだ読みかけなの…

センスいい陳列

今日は、浜松町へ。 訪問前に世界貿易センタービル地下の「ブックストア談」へ。 そしたら、面白い陳列を発見。 いつも、ここの本屋の特集コーナーは面白いと思っていたが、特に自分が興味ある分野だと、そのセンスの素晴らしさを伺える。 そのテーマは詳し…

SNSにおける創発

SNSにおいて多くの人が参加して何かを成功させた事例って良く出てきているけれども、それは何となくレアなケース。取り上げ方も、SNSという空間は凄くてこんな成功した事例があるという程度で理論化したものがなかった。 そこを解明したいと常々思って…

エンジニアの技術力のある・ないってどうやったら見分けられますか?

エンジニアの技術力のある・ないってどうやったら見分けられますか? というエントリ発見。 http://q.hatena.ne.jp/1196256353 このブログが表しているところがヒントになるんだろう。 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50962510.html エンジニア…

手段を目的化する

手段を目的にしちゃいけないわけではないと思う。 鳥の視点と蟻の視点をこまめに切り替えることは必要だ。 手段を目的化して上手くいかない人は、蟻の視点の時間が長いから。 鳥の視点の時間が長すぎても細部に目がいかないから上手くいかない。 このところ…

鎌倉へ

今日は天気も良く、紅葉の時期だったので鎌倉へ。 引っ越してから、鎌倉がとても近くなった。 1時間とかからない。 途中、横浜のティーヌーンでトムヤムヌードルで腹ごしらえしてから向かう。 散策のルートは、北鎌倉駅から源氏山公園、銭洗弁天、鶴岡八幡…

ふぐ!!

今年、初のふぐ。 恒例のメンバーで。 Y本さん。 終始、ふぐを喰らいつく。 携帯壊してごめん。 とりあえず、ここで謝っておくが、 次に会ったときに覚えているかは保障しない。 まあ、そこは次に飲んだときにでも。 次に、昔から、お世話になっている人。 …

空気なんて読まなくてもいい

ある意味「KY」というのは、仕組まれた罠的なものがあるんだ。 『「関係の空気」「場の空気」』を読んでいてそう思う。 「空気を読む」というのは、その場の雰囲気を読む以前に、それまでの長く続くプロセスを理解していなければ出来ない。だから突然輪の…

寿司職人であれ

ヤマト運輸小倉昌男氏『経営学』にこんなことが書かれている。 セールスドライバーの諸君には、寿司屋の職人になって欲しいとお願いした 小倉氏は寿司屋の場合に一番大事なのは、寿司を握る人の人間性だと考えている。誠実な人柄こそ、お客の信頼を生むもの…

プーケット旅行記だよーん

かねてから憧れのエヴァソン・プーケット。 アジアの厳選リゾート本には、必ず紹介されてたのを見るたびに、このホテルなんだか凄いって思っていたんだけど、場所がバトンビーチから離れており、いつも行っているタイスキ屋さんに行けないので、ずーっと断念…

プーケットの写真

プーケットから本日帰国。 詳細は、また後ほどブログに書くことにして、まずは写真をアップ! 五反田周五郎さんの言うとおり、滞在先は、 THE EVASON PHUKET (エヴァソン プーケット) でした。 館内がとにかく綺麗なので、300枚も写真を取ってしまった。 …

急遽、海外へ行くことに・・・

なりました。 明日から、プーケットへ。 10日前にギリギリで予約取りました。 (しかも、時期が時期なので安い) 今回で、プーケットは4回目ですので、大分趣向を変えています。 なんと、今回は・・・ デザイナーズホテルへ宿泊。 で、いつもは、街を散策し…

動物化する議論

意外とよい本だったのがこの1冊。 『議論のルールブック』 印象に残った部分は、この2つ。 ・議論とは主張することではなく人の話をよく聞くこと ・議論の中から答えを見つける、または近づこうという気持ちがない人は参加しないこと 2ちゃんねるなどのネ…

絶望的かぁ・・・

インフォテリアUSA社長江島健太郎氏のブログ(Kenn's Clairvoyance)に〜 ニッポンIT業界絶望論〜というエントリがあった。 http://japan.cnet.com/blog/kenn/2007/11/09/entry_25001425/ システムの受託開発は 「最も低水準なサービス財と同様、たった一…

書評-『ウェブ時代をゆく』

『ウェブ進化論』が出てから、約1年半。 どれだけの人がその続編を期待していたのだろうか。 ただ、単なる続編として位置づけていたのであれば、『ウェブ時代をゆく』を読んでがっかりした人も多いと思う。 別にこの本は続編でも何でもない。梅田氏流の生き…

身軽さ

「ウェブ社会をゆく」第6章〜大組織VS小組織〜。 以下、本書より原文を引用。 少しでもいい場所に、少しでも実現できる場所を求めて、10年で3社くらい移っていくことに、うしろめたい気持ちを持ったりためらったりする気持ちを持つ必要はまったくない。 自…

知的生活=本の保管に悩むこと

『ウェブ時代をゆく』第5章〜手ぶらの知的生産〜。 梅田望夫氏の重要な一冊である渡辺昇一氏の『知的生活の方法』の中に、「知的生活とは絶えず本を買い続ける生活である」という一文がある。 更には、「知的生活は自然と本の置き場の確保へ向かう」という。…

見晴らしの良い場所へ

『ウェブ社会をゆく』第三章〜「高速道路」と「けもの道」を読む。 この本は、ウェブ社会がどうこうというよりも、梅田氏の人生論だね。 同じ様な局面で、自分がどういう選択をしたか、あるいはしていくのか いろいろなことが頭に浮かぶ。 仕事における人生…

フォレスト・ガンプと取材拒否のラーメン屋

『ウェブ社会をゆく』の第二章〜新しいリーダーシップ〜を読む。 リーダーシップといってもこちら側社会のリーダーシップではなく、あちら側での特にオープンソースコミュニティにおけるリーダーシップについてだ。 RUBYを作ったまつもとゆきひろ氏のように…