ストーリーのあるイルカショー

今日は「エプソン品川アクアスタジアム」へ。



http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/





入場して直ぐ水槽のトンネル。



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サメとかエイが中心。つい先日加わったマンタもいる。



全体的に品川という希少な土地に作ったものなので、水族館自体が狭く、魚ゾーンは、マンボウがいるくらい。珍しい魚もおらずミニ水族館という感じ。



でも、イルカショーは凄かった。

今まで各地でイルカショーを見てきたが、ここのイルカショーは次も来たいと思わせるストーリーがあった。



それは、運動神経の悪いイルカという触れ込みの「ラッキー」というイルカの話。他のイルカは7メートルくらいのジャンプをするが、ラッキーは3メートルしか飛べない。イルカショーでは基本中の基本である、「立ち泳ぎ」や「バイバイ(半身で手を振る)」なども出来ない、イルカショーには適さないイルカ。



実は、若いイルカで、まだ調教中。

これから徐々に育てていくところを、ショーとして演出している。



あまりの、ダメさ加減に観客は完全にラッキーに感情移入している。当然、自分も。他のイルカよりも3分の1くらいの高さのボールにジャンプして届いた時は大拍手だった(しかも、3回目で成功)。半年くらいしたらどれくらいラッキーが育っているか、また見たくなる演出だった。



しかも、水槽には最近新たに加わった「クジラくん」もいた。ただ泳いでいるだけだったが、これから芸を仕込むそう。これも、楽しみ。





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また、このイルカショーは360度から観賞できるスタジアムなので、迫力満点。ついつい2回も見てしまった。しかも、2回目は調子に乗って最前列へ。ジャンプ後の水しぶきがかかり、運が悪く全身ずぶぬれ。ラッキー以外のイルカの芸はとてもレベルが高い。ほれぼれするジャンプをする。



それらも含めて、素晴らしい演出。後ろに座っているおっさんも大興奮でイルカが飛ぶたびにシャウトしていて、それもまた大爆笑だった。



ショーの後は、イルカの調教の様子も見れる。これも滅多に見れない光景。イルカそれぞれが、未完成の芸を磨いている。



また、しばらくしたら来ようと思う。

ラッキーとクジラくんがどれくらい芸が出来るようになっているか楽しみだ。





そして、家に帰ると、兄貴夫妻が子犬の「コジロウくん」を連れて遊びに来ていた。この子の成長も楽しみ。また、自分の家に子犬が来る日が11月11日と決まった。



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何にでも共通することは、変わらないものを見るよりも、変化していくものを見ることの方が楽しい。未来に対する想像や、実際に変化を目の当たりにした時の驚きがあるからね。



とても良い勉強となった。