日本独自の戦略
本日、サントリーからアイスキューカンバーが発売された。
キューリ味のコーラってやつ。
これは、日本限定発売らしい。
同様に、ペプシネックス(PEPSI NEX)も日本限定。
※http://www.pepsi.co.jp/products/index.htmlより。
さらには、ペプシの後を追うように発売された、コカ・コーラ・ゼロ。
これも日本限定なのかな?
※http://www.cocacola.jp/zero/download/1280-1024_02.jpgより
少なくとも、両方とも糖分の少ない商品を発売し、清涼飲料水のように飲んでもらうという戦略はわかる。
ただ1つ気になるのは、従来の「ダイエット」という言葉を使わず、「ゼロ」という言葉を使っている点。
推測するには、日本で「ダイエット」というと、太っちょの人が痩せるために飲むものという意味合いが強い。
だが、今回の商品はそういう目的ではなく、すっきり飲んでもらうという意味を含めて、CMもスタイリッシュに仕上げられている。
今後、日本において「ダイエット」と名の付く商品名はタブーになってくるのではないだろうか?予断だが、ダイエットが必要な人に限って、こういうの飲まないで、普通のコーラ飲んでいる気がするし・・・。
このように、日本限定の戦略は面白い。
先日、日本に再来したバーガーキングも日本向けの「テリヤキワッパー」を販売している。
一方、主題とはそれるが、マクドナルドは日本国内でも価格に地域差をつけるという発表を行っていたね。これって、物流コストがかさみそうな地方を安くすることで、それ以上の売り上げが見込めるんだろうか?
ちょっと、この戦略は疑問。しばらく気になるな。
で、日本の市場が、より海外から見て魅力的に写れば写るほど、こういう日本限定商品が出てくるんだろう。
更にいうと、日本人は「限定」という言葉に弱いというし。
こららの戦略は、面白い戦略だなぁと、一連の流れで思ったこと。
各メーカーの動きに期待。