秀逸な商品コンセプトが必要-『インフルエンサーマーケティング』
ウェブマーケティングについて数冊。
特に興味があるのは、インフルエンサーマーケティングの部分。
ちょいと前のブログ(http://naotake.blog.drecom.jp/archive/341)で考えていたことは、ある程度プロが介入しての秀逸な企画力が必要とされているのではということ。
CGMというものが叫ばれながらも、それほど企業のウェブサイトは上手くいっていないような気がする。
未だに成功事例としてあがってくるのは、フォートラベルやゴルフダイジェストオンライン、または@コスメなどのような、カテゴリを代表するもの。
本当に企業がやりたいのは、テレビ広告のように1つ1つの商品価値をあげるものではないだろうか?
こういう視点において、サイトの開設だけでは効果が低いためプロの介入が必要と考える。
そういう中で、下の書籍にあがっていたプロフェッショナルインフルエンサーの活用は有効的。
ある程度、企業の意図したところに行けばだけど。心理戦が働くけどね。
で、読んでみて思うところがCGMを起こすのに「やらせ」はNG。
インフルエンサーがブログに「書く気」になる素材を用意してあげる。
とすると、結局は「商品コンセプト」に左右される。
そうすると、CGMとかウェブでどうこうの世界じゃない。
どの書籍でも「やらせ」はNGとはいうが、そろそろ限界じゃないかな。
テレビ番組と同じ様に、視聴者に気づかせない巧妙なテクニックを考えたほうがいいような気がする。
で、これは余談だが、昨日のイチローが出ていた料理番組でわざとらしくイチローがユンケル飲むシーンがあったのは、醒めてしまった。
折角イチローが日本のテレビに出演してたのに、あれはひどい。
その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング
本田 哲也 (著)
Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方
水波 桂 (著), 平尾 丈 (著), 片岡 俊行 (著), 斉藤 徹 (著), 古川 健介 (著), 伊藤 将雄 (著), 大迫 正治 (著), 原田 和英 (著)