毎日ブログを書くコツ
そんなものはない。
どれだけ感性を大切にし、多くの物事に気づくか。
どれだけ普段から思考する癖があるかだ。
ただ、その気づきを多く生むコツ、思考する癖をつけるコツは多くの人が説いている。
『地頭力を鍛える』でも紹介されていたこの本は、1986年に出版されたもの。
思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古 (著)
知的生産の古典的名著と称されているようだが、この本を読んで驚いたことが。
書いてあることが、茂木健一郎氏のもろもろの書籍と似ている。
ただ、脳科学という視点がないだけだが、人の持つ創造性の可能性を大いに引き出してある。
これ読むと、今も20年前も人の心に大差がないことに気づく。
特に大学生の創造力の乏しさはこの時代も変わらないんだ。
その中でも、気づきを呼び起こすには、心に余裕を持つことだと。
たとえば、散歩とか入浴とかの時間での気づき。
また、睡眠で心が休まることによる目覚めの気づきなど。
電車の中の携帯電話やゲームは、大事な時間を大きく奪っているような気がするね。
で、この1冊にも同様のことが書いてある。
文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)
辰濃 和男 (著)
『思考の整理学』とかぶる内容が多い。
この書籍では、まずは何でもいいから書くことからはじめようということが書いてある。
確かにブログを最初に書き始めたころの文章は苦労しながらもひどいもんだが、長いこと書いていくうちに時間も短縮され、文章も少しはまともになってきているような気がする。
茂木健一郎氏のもろもろの書籍と併せて読むと、これらの本はとても参考になる。
ブログを毎日書きたいけど続かない人は、これらを読んでみてはどうだろうか?
おそらく、自分自身の心にいかに余裕がないかわかると思う。
「忙」しいは、「心」を「亡」くす書く。
ブログを書き続けるには、常に心を持つことが大切なんだろうね。
「脳」整理法 (ちくま新書)
茂木 健一郎 (著)