ビジネスプランを作る

とはいっても、会社でのビジネスプランコンテストの話。



新規ビジネスを考えるのは、2006年頭のアタッカーズビジネススクール依頼。

(とはいっても、こっちは商品開発だったけど)

普段も、何気なく新規ビジネスは考えていたけれども、最終的なアウトプットまで考えるとなると、やっぱり深さが違うね。



特に思うんだけど、ビジネスプランを考える時の落とし穴は時間がないと、今自分がやっていることの延長になってしまう。

それなりの現実味が加味されてしまう分、事業サイズが小さくなってしまう。



逆に、ぶっとんだ内容だと市場規模や収益が、かけ離れてしまうので現実味がなくなる。

で、一番よくないのが現実的だけど、収益モデルもないパターン。

時間がないと、考えがここで落ち着いてしまう。



本当に起業するときは、更に詰めて考えなければいけないけれども、今回のコンテストは良い経験になった。



その中で、特に重要になるのはやっぱり3Cだね。これは基本中の基本で無視したらアウト。

どれくらいのマーケットがあるのか?もしくは可能性があるのか?

そこにどれくらいの競合他社があるのか?

少ない市場を多くの競合が奪い合っているようなら、既にレッドオーシャンだ。

後は、自分達の会社の事業ドメインとの一致と現実的な収益性やリソースの問題というところ。



時間がある時に、自分が何かを始めることを考えると、今のうちからたくさんアイデアは出した方がよさそうだ。

何をやりたいかだけで市場とマッチしていないとダメだし、市場とマッチしていてもやりたくないことでもダメ。



一番いいパターンは自分のやりたいこと(企業であれば事業ドメイン)をアレンジして、市場に適合させるか、新たな市場を創るかだね。



本当に良い勉強になった。



特に、同じように起業を志している部下には、マーケティングをもっと勉強した方がいいとアドバイスしていたが、このように実践的なことをこういうきっかけで共有できたことは大きかったよ。