断る力
勝間さんの本。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 新書
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『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─』や『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』は勝間さんだからこその経験を活かしての著書であり、それを誰にでもわかるように書いている点が素晴らしいと思った。しかし、本書の内容も納得できるものではあり、なるほどと思うところもたくさんあったが、こちらが勝間さんが期待しているものとは程遠い。
そこは人それぞれだけれども、どうしても自分はマッキンゼー出身というキャリアからハイレベルの内容を要求してしまう。だからこそ、忙しい合間を縫った新書的な軽い内容には興味を持てないのだろう。勝間さんでなくても、この手の内容の本は書けるだろうから。そこら辺は意識して大衆層にずらしてきているのかな?
ちょっと、安売りしている印象で本人価値を下げすぎで、コモディティ化してきている。ブログも出演番組の予告ばかりで、読む価値のないものが多くなってきている。確かに、この方がお勧めする本は素晴らしいものが多いが、本人の書くものはしばらく読む機会はないだろう(書籍では本をたくさん紹介するのに、ブログではほとんど紹介しないのも不思議だ)。
久しぶりに、書籍に対してネガティブな意見ですいません。ただ、無性に違和感を感じたので。面白い内容をかける人なので期待していたので、ちょっと残念な気分というところかな。