美味しいものを先に食べるか、後に食べるか


究極の選択。自分は後に食べる派。ただ、最近それに疑問を持つことも。


ストイックに生きることは大切だと思う。常に自分を磨くことは将来のために役立つ。ただ、それが極端すぎないかと疑問に持つこともある。先日、快適に野球を見ていて思ったことは、アメリカ人は工場で働く労働者も、家でも車でも何でもかんでもローンで買いまくっており、日本人とは逆のパターンで生きている。


やりすぎると、今回のような不況であおりを食うが、結局は借金しようが貯金しようが手元に金があれば、結論としては同じ。企業だってコツコツ稼いだ貯金から使っても、銀行から借金しても投資できるお金は一緒。その資金を使ったレバレッジをどうするかがポイントだ。


何気に今回の金融ショックで学んだことは、先送りすることが必ずしもよいことではないということ。仕事のスタイルとして、正直無理矢理営業して早めに顧客への販売をそそのかすのは好きではなかったが、先延ばしする中、不況のような事態が起こると単なる機会損失にしかならない。


で、タイトルにあるように、好きなものを先に食べるか、後に食べるか。別に二者択一に考えなくてもいい。天丼の中に海老が2本入っていれば、最初に一本、最後に一本食べればいいだけ。それが一番幸せだと思う。ここ数年、自分に厳しくやっていた分、自分の天丼の中の海老が一本から二本に増えてきたような気がしてきたような気がする。そろそろ、一本目の海老を食べるときが来てもいいのかもしれない。