現実ってのは・・・


意外とこの2冊は共通点が多い。


かつて、小川直也橋本真也をボコボコにして、リング上から観客に向かって「新日本プロレスファンの皆さん!目を覚ましてください!」と叫んだ。そこから、プロレス最強伝説が崩壊していったのを、こういう本を読んで思いだす。

「希望を捨てる勇気」とは何に対してかというと、かつての高度経済成長期の日本社会のような時代が改めて復活することに対して。どんなに大企業にいても、浮かばれることがないなら、自分自身で事業を立ち上げ、スモールビジネスでもいいので、やりたいことをやりましょうっていうのが現実。他力本願で会社のために努力しても、昔のように年寄りが重宝される時代ではなくなってきている。

楽観的に生きるのもいいし、こういうの読んで現実という壁にぶつかるのもいいと思う。ちなみに、自分は後者なんで、こういう本がたまらなく、面白いと感じる。


希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

35歳からのリアル

35歳からのリアル