論理的に・・・
ABSの講師である村山涼一先生の書籍が10月17日に発売される。
論理的に考える技術
「論理的に・・・」とは意識するものの、論理というものを理解していなければ、どんなに論理的に文章を書こうが、話そうが合っているかすら検証できない。
このような問題に対する解決は独学で、どうすれば出来るんだろうか?
サブタイトルには「図形化すれば考えはこんなにまとまる」とあるので、それなりの図形化されたフレームがあれば、何となくまとまるような気がしないでもない。これは、実際に書籍を買って試してみたいと思う。
特に、この書籍は初級向けというので、いきなりバーバラ・ミントの『考える技術・書く技術』に取り組んで、挫折してしまった人にはオススメじゃないかな。
で、日頃から、論理的に考え、表現するために取り組んでいることを考えてみた。もちろんこれは、人を納得させるために、そうすることを意識していること。
まずは、この日記を書く行為がそうかもしれない。
結構文章は雑に書いているが、内容に矛盾がないかどうかの確認を、日記をアップする前に行うし、アップ後も自分の日記を過去分も含めて何度も読み直すことが多い。これは、何も表現しないよりかはまし。
また、営業活動においても、顧客への提案においては、出来る限りたくさんの事例を集め、それを紹介することで、帰納法にて顧客を納得させることが多い。営業活動において、帰納法による説明は一番顧客を納得させることが出来ると確信している。
でも、このような日記や営業において、どれだけ内容のある結果が出せるかは、どれだけの情報量と創造力があるかに左右されなくもない。だからこそ、人を納得させるというように幅を広げて見ると、論理だけではなく、知識や閃きも必要となる(更には、対面して話す場合は第一印象や仕草が論理の先に来るが)。
「論理的に・・・」を学ぶことは目的ではなく人を納得させる手段なので、それに対する形や構成などの理解も必要であるが、文章内容そのものを充実させるための情報収集力も必要だと感じるところである。
あとは、余談だけど、得意先の顧客が滅茶苦茶な論理で主張してきた時の対処はどうすればいいんだろうか?「あなたの論理が間違っている」とは、はっきりと言えない場面も多々ある。結構、こういう場面って多いんじゃないかな。
ちょっと、興味のあるところかも。
自分を磨くのは何とかなるかと思うけど、人に対する対処も骨が折れることかとも思う。