収益モデルを作るには
WEB2.0的と呼ばれている企業はどのように収益を作っているのか?
一つは広告収入型のモデルがある。
これは、GoogleやYahooが莫大な利益をあげている方法。mixiもそれにあたる。でも、これは一握りの企業しか出来ないことで、ベンチャーではなかなか柱にするには難しい。日本でPV率2位のmixiですら、その収入は18億円しかないのだから、greeなんてどうなっちゃうんだろうか?
一方、サイバーエージェントみたいに、自社メディア持っていると強い。テレビと同じで、広告掲載費で収益をあげられる。それと、広告代理店収入だね。これは、子会社のモバイル系の会社も同様。PVで収益あげている企業とは比べ物にならないくらいに、売上を上げている。なんてったって、ラジオ広告を抜いてしまった市場のど真ん中にいるわけだからね。
後は、BtoBに走るくらいかな。ウェブコマースにて手数料で稼ぐという手段(BtoBtoC)とか、純粋にウェブサービスを法人向けに提供してしまうとか。でも、これは速いもの勝ちというのが、最近わかってきた。如何に世の中にない新しいサービスを創造し、ブルーオーシャンを作るか。
ウェブコマースは会員数がそのまま収益につながるので速いうちに会員を獲得する必要があるし、法人企業が物を選ぶに当たっては、実績とかが慎重に見られるので、その誰もやらないうちに実績を作るか、早くしてIPOを果たして信頼性を得ることが必要じゃないかな。
じゃあ、PVもあげられない、自社メディアもない、法人向けの実績もない。こういう場合は、どうすれば収益が上がるんだろうか?
それとも、IPOがゴールになるんだろうか?
もしくは、You Tubeが米Googleに買収されたように、資金力のある企業に身売りするという成功法則しかないのだろうか?
これは、greeやはてなみたいな企業が、何かしら答えをまずは出すんだろう。幾ら技術力や素晴らしいサービスがあっても、収益モデルがしっかりしていないと、ゴーイングコンサーンをすることは出来ない。
あと1年以内くらいには、これに対する何らかの結果が出るんだろう。
ここ最近は、当事者意識も芽生えてきたので、とても楽しみ。
特に、greeは要チェックだね。特に今のままのモデルだと直ぐに限界が来るので何かしら転換してくるんだろう。技術力はある分、期待が持てる。
これからは、自分がそういう状況になったら、どういう収益モデルを作るかという視点で、こういう情勢を見ていこうと思う。