引退間際の選択
中日ドラゴンズの川相が引退するらしい。
バント1つでここまでの名選手となるというのは凄い。
地味だが、メジャーへ行った様々な選手より、凄いと思う。
そして、彼の野球に対する姿勢も尊敬できる。
巨人でコーチの座を用意されながらも、それを断り中日に行き現役を続けていたんだから。トヨタで役員の座を用意されているのに、スズキに行って現場で働きたいと言って転職するような道を選んだようなもの。
これは、かつての野村克也や、メジャーにこだわる野茂。最近では桑田にも同じようなプロフェッショナルな魂を感じる。
ただし、野球がやりたくて現役を続けられるのは、実力がある証。続けたくても、それが20代の選手であっても、実力がなく続けられない選手もいる。
プロフェッショナルだからこそ選択が出来る。
自分の定年退職間際はどうなっているんだろうか?
今やっている活動は、その時に選択をするための準備であるとも思っている。よぼよぼになっても、何かしら社会の役に立てる存在になりたいものだ。
P・F・ドラッカーとまでとは言わないが、人生の最後まで現役で居れたなら幸せなんだろう。