この1ヶ月で変わったこと
一ヶ月を振り返る。
やはり、転職して業界が変わったことが大きい。
今までの日記の内容は、ほとんどが脳の話やWEB2.0の話などであったが、それはいわゆる「論理から感覚」への時代のシフトという意味が強かった。
つい先月までは自分も論理を売る世界にいた。売るものの機能や相場そして効果なんてものも顧客はわかっているもんだから、論理的にとことん突き詰める活動が多かった。
でも、今月から取り扱っている製品は、顧客にとっては機能、相場、効果は全て未知なもの。だから、営業としてはどれだけストーリーや夢を語って、実際に使用しているシーンを描いてもらえるかが、ポイントとなるからね。
この違いは面白い。
言い換えると、マイクロソフトとグーグル。ルーチンワークとクリエイティブワーク。左脳と右脳。大企業とベンチャー企業。定量的と定性的。集合研修とキャリアコンサルティング。マネジメントとリーダーシップなどなどと同じ。
こんなことを今までは対比させ、右側の世界に移ってきたことを散々、つづっていた。そして、遂に自分がそっち側の世界で仕事をすることになった。
ただ、日記を書いていた頃は、左側でしか生きれない人たちは可哀想とは思いつつ、特にわかってもらう必要はないやと思っていた。
しかし、その左側の人も含めて、右側の世界を理解させることが仕事になった。まあ、素晴らしいことなんだろう。望みどおりの世界にきたんだから。
で、10月から何を売っているのかって言ったら、法人にブログを売っている。
突然ですが、質問です。
「自分の職場にて、ブログやSNSを業務に組み込むことが出来ますか?」
結構、この質問って面白い。
その答えで自分が仕事をルーティンとしてやらされているのか、クリエイティブに創りあげている人なのかの指標になるんじゃないかな。
与えられた仕事をやる人に取ったら、ブログ書くことすら与えられた仕事だから、余計な作業が1つ増えるもんね。
まあ、今はそんなことをやっています。
もう1つ変わったことは、WEB2.0の実態が見れたこと。
実態とは何か?
実は、なんでもない。
ただ、電話が発明されたり、飛行機で世界旅行が当たり前になったり、メールが当たり前のように普及したりとかというのと、同じもの。
ウェブというプラットフォームが当たり前になって、今まで出来たら便利なことが当たり前に出来ることが増えただけ。
それによって、様々な分野で可能性が広がった。
その様々が人それぞれの視点なので、大体WEB2.0についての話はもっとものように聞こえるし、その通りだと思う。営業2.0、開発2.0、マーケティング2.0、企業2.0・・・何でも当てはまるし、変化のシーンも思いつく。
それくらい幅ひろいジャンルにWEBが普及したことで、世の中が変わった。それがWEB2.0じゃないかな。携帯が出てきて大騒ぎしていた頃と一緒。WEB2.0っていう響きがよかったんじゃないかな。それが当たり前になるってことを考えてビジネスモデルを考えれば、その時代に即したものが出来るんだろうね。携帯電話関連で大儲けした企業たちのように。
自分は、その先を予測できるようになるために、この業界に足を突っ込んだので、ウェブが進化していく過程が、とても楽しみなところだ。
そして、最後にこれも大分変わったこと。
それは、食生活。一ヶ月ほとんど毎日コンビニ弁当を食べていた。
そろそろ勘弁。あまり食欲が沸かなくなってきている。
ここは早く、元に戻したい。
とまあ、こんなことを毎日考えていた一ヶ月でした。