もの忘れをする瞬間
自分で言うのもなんだが、意外と記憶力がいい。
酒飲んで泥酔しない限り、人の言葉は大抵覚えている。
そんなもんだから、あんまり手帳っていうのが役に立たない。
大抵の予定は記憶していて、確認程度にしか使わない。
(とは、いっても結構適当なところはかなりあるが・・・)
とはいえ、年をとるにつて、記憶力は衰えていることを感じる。
仕事のタスクも増えたので、結構覚えるのは大変。
あいかわらずスケジュールは何とかなっているが、ToDoがいつの間にかぶっ飛んでいることが多い。
ノートを見直して思い出す(実は、最近までノートはその場で記憶するためのメモとして使っていて、見直すことはしたことがなかった)。
これは明らかに、記憶力が落ちたのではなく、仕事のタスクが増えたから。かなりの仕事量を回転を上げて取り組んでいる。
流石に仕事で、これはまずいと思い、グループウェアに付属している「ToDo」機能を使うことにした。今まで、ToDoだけのソフトは使っていたが、起動させるのが面倒で、すぐに使わなくなる。
でも、スケジューラーと一緒なら、必ず1日に数回見るので、かなり重宝している。
これで、バッチリと思ったら、意外と抜けてるもん。
実は、ToDoに、書くのを忘れていることが多い。
もの忘れっていうけど、結局記憶したか、していないかという部分が根本的なもの。忘れる前に覚えていない。
1回覚えたらそうそう忘れるものではない。
もの忘れをする瞬間とは、矛盾しているが、人の話が右から左に流れている時なんだと思った。
ある意味記憶力の悪い人って、そのものに意識が向いておらず、何となく余計なことを考えながら、人と話をしたりしてるんだろうな。
例えば、人の話を聞きながら、次に自分は「どうやって返答しようか」と、考えたりしてたり、昼飯のことを考えていたり。
その他にも記憶力の悪い理由はあると思うが、結構この理由が大半を占めるような気がしてならない。