お気に入りの店
自分が気に入る店の法則に、羽田から地元まで帰るリムジンバスの中で気づいた。
自分が気に入っている店をあげると、
・勝浦「寿司の成田家」
・新宿「焼き鳥の田むら」
・麹町「赤提灯の店(何回も行っているが店名は知らない)」
・真鶴「寿司の寿司大」
・国領「焼豚の日本再生工場(立ち飲み)」
こういうところで飲むのが最も落ち着く。
これの共通項は全てカウンター席が中心の店。
そして、最大の特徴はオーナーが実際にカウンターで調理していること。
やっぱり、調理している人に直接オーダーを頼むことや、食べた感想が伝わるのは、直接話をすることとは違った意味で、双方のコミュニケーションだと思う。
中には、無理矢理コミュニケーションを取ってくる、カウンターの店があるが、そこまでの必要はない。
目の前で見せる職人の技術を見せてもらえるだけでも、充分なコミュニケーションになっている。こちらは、素直にその技の結晶に対して、感想を言うだけ。そして、後は通い続けるのみ。
これに気づくまで自分は「焼き鳥屋」とか「寿司屋」という、専門店を好む傾向にあるのかと思っていた。
結局は、カウンターという空間における居心地の良さなんだな。
居酒屋でいくら飲んでも心が満たされない。
だからって、カウンターの店がどれもいいわけじゃない。こういう店は、料理の腕前だけではなく、気遣いも一流なんだろう。
でも、こういうところが居心地がいいというのは、同時におっさんの境地に入ってきたという気もするな・・・。
で、仕事って何でもそうだけど、やっぱり人柄の影響力は大きいとつくづく感じる。どんなに料理の技術が凄くても、人柄悪いとそんな店二度と行きたくないからね。ラーメンくらい一瞬で食べ終わるもんならいいけどね。
まあ、なんでもそうだけど「おもてなし」の気持ちは大事だね。