30冊、同じジャンルの本を読む

最近は良くマーケティングに関する書籍を読むが、この手の書籍は事例がとてもたくさん掲載されていてわかりやすい。







それも、自分に身近な商品が多いのでなおさらだ。コカ・コーラペプシに対抗してニューコークを発売して、そのブランドを失墜させた事例なんかは、ほとんどの書籍に載っている。





この事例は、本当にわかりやすい。







そんなわかりやすい事例がたくさん載っている本は、読みやすいし面白い。





読み終わった後は、すごい納得感があり、良書だと感じる。





















でも、それが実戦的かと思うと疑問に最近感じている。





逆に、何も事例が書いていない機会的な本も読みたくなる。





そうであれば、1つ1つの理論に対する具体的な事例を、自分の頭の中で想像することにより、理解していくというプロセスをたどるかもしれない。





不完全なもの程、想像力が増す。



そんな本もたまには読んだほうがいいかなと、最近感じている。











ついでに、読書に関することをもう1つ。





最近、読書というものは、そのジャンルのものを30冊以上読まないと理解できないと思っている。



その意味を理解するということもあるが、その30冊を読んでいる期間は、そのことを意識しているので、実社会にてそのジャンルに対してアンテナを張ることが出来るし、行動の方向もそちらに流れ始める。



先ずは、実戦に対するチャンスがたくさん訪れる。





そして、30冊を読む期間。それだけを読んでいればあっという間だが、他の本を読んだり、週に2冊くらいしか読まない人は、早くとも半年くらいはかかるだろう。



だからこそ、その期間には充分実戦で経験する期間が出来る。





しかも、定期的にそれに関する書籍を読んでいるから、自然と予習と実戦、そして復習が繰り返される。





1冊だったら、予習ないしは復習のみで、終わってしまうから、断片的な取り組みしか出来ない。







だから、本当にそのジャンルに対して、特別なスキルを身につけたいのであれば、意識的に30冊以上は読むべきだと思う。





弱点は、「時間」と「努力」が確実に克服してくれる。







で、失敗しないために、本を読む人がいるが、それは視野が狭すぎる。





理論と経験を繰り返すことで、人は成長するもんだからね。





同じジャンルに対して30冊本を読むこと。

同じジャンルで30冊も本を見つけることですら大変だ。





もちろん、読み続けることも。





でも、やる価値は充分あるよ。