質感
昨年の春にiPodを購入した。
主な目的は、電車の中で「聴く日経」を聴くためだ。
満員電車だと新聞を開くスペースがないので、音で聞こうと思ったのがきっかけ。
だが、それを機に昔買ったCDなどを引っ張り出して、iPodに詰め込んだ。
今日、会社の部長と話していたのだが、暫く通勤などで音楽を聴くことから遠ざかっていたのだが、iPodを買ってから、音楽が身近になったそう。
iPodって、普段から音楽を聴いていた人だけではなく、iPodをきっかけに音楽を世間に普及させるくらいの波及力があることを実感。
iPodありきで、音楽を普及させるのは、凄いビジネスモデルだ。
自分も音楽をまとも聴くようになってから、そのiPodの音質に不満をもっていたのだが、それがヘッドホンの影響だと気付く。
だから、先週末にヘッドホンを新たに購入した。
ほどよい重低音の質感。昔を思い出す。
ちょっとばかりDJを学生時代にかじっていたので、低音には敏感。
(ジャンルはハードハウス)
低音命のこのサウンドを久々に体感することで、大分通勤シーンが変わってきた。
やっぱり、音楽は質感だ・・・。
「質感」って当時の言葉だね。今で言うと「クオリア」かな。
音楽は感覚で感じるものなので、ヘッドホンの微妙な違いが大きく影響するもんだ
聴く日経も、聴いていて音質が良いのも、複雑な気分だけどね・・・。