ゲームオーバーはいつ?

ブログを書き続けて思うことは、このゲームの終わりはいつなんだろうか?って。



もちろん、飽きた時にはおしまいだし、ブログそのものがこの世の中からなくなってしまってもそれは終わる。



でも、ブログを書こうと思った動機や、書き続けている時に感じることが出来るこの精神的な状態を考えると、そんくらいのことでは、終わったとは言いがたい。



飽きたら、また始めればいい話だし、ブログが終わってもそれに変わる記録媒体が世の中に出ていることだろう。





とまあ、こんなことを考えていたら、人生の終わりはいつかと考えだす。



そりゃ死んだら終わりなんだろけどさ。でも、それってみんなが望むようなゲームオーバーではないよね。



だって、死んだ時点で「死」というものを自分が認識できないわけだから、そのものが客観的になってしまう。つまり、ゲームオーバーだということを、感じることのないままエンディングを迎えてしまうんだよね。ゲームや映画のようにエンドロールが流れることなく。



じゃあ、ゲームオーバーというのを、人生のゴールと位置づけてみよう。これはわかりやすい。「南の島へ移住」や「宝くじ1等」とか「宇宙旅行」とかに位置づけている人が多いんじゃないかな。それを成し遂げれば、後は惰性で生活すればいいなんて。



ゲーム的な感覚で見ると、もしくは他人から見ると、あたかもゲームオーバーのように思える。でも、本人の視点だとその後の人生があるわけだから、ゲームオーバーではない。第2章へと続くというところだろうか。



要するに、主観的に見ると人生にゲームオーバーってないんだよね。



普通にドラクエとかに慣れてしまうと、何かとこういう錯覚に陥るけど、そんなものは存在しない。延々と続く、エンドレスなものなんだよね。





で、ブログを書くというのもそういうもんで、これもエンドレスなんだよ。だって、ブログがあるから書くんじゃなくて、たまたま自分の考えを書いているものがブログなんだから。生きている限り、その思考は変わらないし。



また、ゲーム的な感覚と比較すると、ブログの面白いところは、どれだけブログを書こうが、長時間に渡り人のブログを見ようが、そのブログ自体はレベルアップしないということ。



mixiとかを、すぐ飽きちゃった人なんていうのは、こういうゲーム感覚なんだろうな。やってもやっても終わりはなくて、むしろ継続を意識的にしなければならないからね。



そういう人達は、逆の視点からいうと、どうやってこの終わりのない人生を過ごすんだろうか。リセットできるのも若いうちだけだしね。それは、20年後くらいに結果が出るんだろうけど、とても興味があるところだ。





で、ゲームと違って、バーチャル上のキャラがレベルアップするのではなくて、あくまでもリアルにいる自分自身がレベルアップ(スキルアップ?)しなけりゃ、ブログ事態が進歩していかない。



つまり、日記を書くくらいならいいんだけど、それなりの締まった内容を書き続けるのであれば、常に自分を成長させなければならないんだよね。







ということは、ブログを書き続けられるということは、自分自身が成長している証ともとれるんじゃないかな。一応、スキルアップすることは自己満足にしないで、出来る限り形にしたいと思っていたところにブログがあった。





だからこそ、自分にとってブログを辞めるときは、成長が諦めた時なんだろうね。



多分、死を覚悟した時でも、書ける状態であれば、その時までのカウントダウンを今なら書くと思うし。





と書くと、何となく主観的なものと客観的なものが入り混じっている。

死を迎えるためのカウントダウンブログは既に、客観的だもんね。死という客観性を受け入れているだから。経験したことを表出するという主観的なものとしてブログを扱いたいのだけれども。



でも、じっくり考えるとブログはあくまでも客観的なものと思える。それが自分自身について書いたものであっても。

PCの前に立っている自分は主観。でも文章が客観。そうなると、これはゲーム感覚だ。でも、主導権はあくまでもプレーヤーにあり、ゲーム上のキャラにはない。



ん?それは文字は書いている時は主観だが、読むとそのタイムラグになり何となく客観的になった気がする。





複雑になってきたが茂木健一郎氏は人間はメタ認知といって、客観的に自分を見ることが出来るからこそ成長するということを言っていた。



ゲーム的な視点で見ると複雑だが、人間本来備えている能力から見ると、ブログはそのメタ認知を表すものであるんじゃないかな。取りあえずそういうことにしておこう。





考えながら書いていたので、あっちこっち行ってわかりづらい文章になってしまったが、取りあえず落ち着いたところで、このブログを終わりにしようっと。