お洒落な店選び

なんとなく、インテリアショップと外食場所の選択は、同じように思えてくる。



ちょっとばかりいいところをと思ったら、大抵は雰囲気で選ばれると思う。



味とか値段とか安さとかは、いつものランチか上司との飲みとか消化試合で、基本的には直感的にジャンルと価格がマッチすればそれでいい。



その雰囲気とかをどう選ぶかといったら、結構やっかい。

デートとかだと、みんな必死になって探す。でも、探した割には雰囲気はいいけど、料理がたいしたことがない上に高い。



まあ、それはそれで「高い」という最後の最後に不快な思いをしなければ、不味くなければ大抵はそれでいい。個人的にもそれでいいと思う。ある程度、お洒落で料理の見た目が美味しそうであれば、その味が本当に美味しいかどうかなんて、誰もわからないんだから、財布を痛めるよりかはいいんじゃないかな。



最近、引っ越しした直後であり、場所柄もあるけど、インテリアショップを回ることが多い。インテリアショップって極端で、自分の嗜好に合わないと、全くもって店全体が面白くない。ゆえに、一歩踏み込んで「違うな」と感じたら、直ぐに店を出たくなる。



で、飲み屋の選び方って、インテリアショップと同じだと、ふと感じた。

非常に直感的に、かつ人に見られてお洒落なものが好まれる。



独自性が強く、イベント的なものは一過性が強く、リピーターが少ない。



いわゆるフランフラン的なお店が好まれるのだろうか。

最近は南国リゾート系も人気が高いように思うし、少々値段が張るが日本庭園的なものも好まれる。ニッチなものは、はまると息が長い。



で、雰囲気的なものが大事だから、その店舗が町並みにあっているかも大事だ。



インテリアショップが目黒通りに集中しているかのように。恵比寿は西口は繁華街で居酒屋が多いが、東口は雰囲気重視のお店が散在している。これらは雑居ビルではだめだ。1Fで路面に突き出していないと、その雰囲気が保たれない。雰囲気作りと、街との一体感という意味で、これは大事。



とまあ、自分のこだわりを書いてみたが、ほかの人にはどうでもいいことなんだろう。



で、本当に味が良くてリーズナブルに行きたければ専門店に限る。魚なら寿司屋。鳥は焼き鳥や。肉は焼肉やなど。居酒屋は中途半端でだめだ。それなら赤提灯の店がいい。完全におっさん思考だな・・・。



とはいえ、ここ1年はまっているお店は、会社の前のこういう店。





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海南鶏飯食堂

























雰囲気、味といい完璧。シンガポール料理の名店。食べれば食べるほど、この店のチキンライスにはまっていく。



こういうコンセプトのお店を近い将来経営したいと思っているところ。

南国のリゾートホテルのレストラン的な涼しさがいい。



本当のお気に入りのお店とは、雰囲気と味の両方がマッチすること。

そして、何回行っても財布を痛めないところも。意外とこの3つがマッチで来ていない店が多いと感じる。



ちなみに、いつも行く勝浦のお寿司屋さんも、しっかりとインテリアデザイナーをつけているらしい。



たまには、飲食店をこういう視点で意識的に見てみよう。

感性的なものを理論化することは何でも面白いからね(本人のみだけど)。