転職してちょうど1年

転職してから、ちょうど1年が経った。



ここ数日は不思議な感覚だった。ちょうど1年前の9月最終金曜日に転職先が決まり、10月頭から働いていたんだから。1年前のことを思い出しながら、そして現実を感じながら、複雑な思いで過ぎたここ数日だった。



で、その1年の経過はブログに書き続けているので、改めて振り返る必要はないと思っているが、敢えて言葉としてあらわすと転職して良かったの一言につきる。



本来、同じことを続けるのがあまり好きではなく、転職することで様々な人や様々な仕事に関われることを期待しており、そのとおり営業や開発問わず様々な人種と会うことが出来たことと、様々な経営的局面を体感することが出来ている。



そして、一番の大きなポイントは、1人1人が何かしら将来に対する思いを持っていることかな。ほとんどが中途採用社員であるので、そこにいることに理由がある。更には、バックボーンが全く違うのも。そういう人達と一緒に仕事が出来ることは大きい。



また、経営についてもいろいろと考えさせられた。正直、1年前に入社したときには、経営が今のような状況になるとは思わなかった。経営の重さが身にしみる。





それでもって、1年というのは1つの区切りでもあるのとともに、自分自身飽きやすい性格というのもあり、ベクトルをどう振っていこうかと考える時期にきている(転職ってことではなく)。



ベクトルが決まれば、いろいろと準備を始めないと。

人によってそれぞれだけど、自分は行動を起こす前に入念に準備する。準備をしてから行動を起こすことで、セレンディピティが起こると信じているからだ。だからこそ、準備なき行動は好きではない。



よくよく考えると、WEB2.0と経営という2つが転職のキーワードで、それらについて半年間くらい自分なりに準備してから今の仕事についたからこそ、この1年が有意義になったと感じる。



ちょっと前に書いたけど、仕事においても明日からの半年は自分にとって勝負。

いろいろと面白くなりそうな気もしてきた。







考えて、準備して、行動を起こすことで、人生は予期しないことが必ず起こる。それを信じるから、新しいことを始められる。







1年前の転職時に前職の経営者が自分に言ったこと。





「転職しても、どこの会社も一緒だよ」





そんなわけねーだろ!





これが、1年経った答え。



自分自身も周りの人間も経営も全てが成長しているど真ん中にいるんだから、毎日違う体験が出来るんだよ(前職の時は自分だけが変化している感覚だったよ)。





そして、仕事だけでは人は成長できない(成長を会社の職位と給与と捉えるのであれば別だが・・・)。

どんなに仕事が忙しくても、前に進むために出来る限りのことを、引き続きやっていこう。