形式化する意味あるのか?
物事を形式化する必要性の判断って意外と出来ないもんなんだね。
その判断基準はシンプルで、自分たちの仕事が型にはめられるか、はめられないか。
平準化と言われるようなものは、メーカーなどの生産部門においては当てはまるかもしれないけれども、営業やマーケッターのような生物を相手にしている職種には当てはまらないよ。
パソコン使って仕事をしている多くの人ってそうだけど、外部に接触せずにパワーポイントで資料作ったりする内側の仕事を好む。体動かすよりも手を動かす方が楽なんだよね。
物事を形式化したがるのもこの傾向。
少なくとも、営業って言うのは暗黙知なので、マニュアルやプロセスをいくら確立しても、人によってバラつきが出てしまう。
営業職は人と同行して、その人の特性を五感で感じて成長していかないと。
正直、形式化してみんなをそれに合わせようと努力するよりも、その形式にあった特性を持つ人を雇ったほうが早い。
何でこんなことを思ったかというと、情報システムの営業するのも、今年で辞めようかと思っている。
売るものを変えるか、営業を辞めるか。
それまでに、自分の持っているスキルを人に伝えて行きたいが、マニュアルではとうてい無理。
形式化は必要ないね。指針は作れるけど。