自分探しの旅
これは参考になる。
多くの著名人の本選びのポイントや活用法が書いてある。
・『夢をかなえる勉強法』の伊藤真氏
「何に一番ワクワクするか」「何に一番喜びを感じるか」。このような自分の価値観を認識するのに読書は役に立つ。
・『レバレッジリーディング』の本田直之氏
ビジネス書はストックの情報。本になる情報は普遍的なものが多く、実際の場面で再現しやすい。
・ペリエ代表取締役の和田裕美氏
3年4年5年と読書を続けた時に言葉の使い方、表現能力が確実に変わる。即効性がなくとも、数年後には仕事と自分が大きく変わる。
そして、これらの読書の達人のほとんどが多読を進めていること。
・『年収10倍アップ勉強法』の勝間和代氏
一冊の本を読み終わるまで次の本に手を出さないのは時間の無駄。いろいろな本をちょこちょこ読んだ方がポイントを掴んで読める。本は確率論、一定量を読むとあたりがあるので乱読を意識するべき。
本から何かを得たいのであれば、乱読は必須。
そして、効果的に読むならこれが一番かと。
・ビジネスブックマラソンの土井英司氏
本選びに失敗しないためには、タイトルと著者との整合性を見て、違和感があるような本は読むべきではない。
これは、理にかなっている。
逆に信頼できる人であれば、何言っていても納得間があるからね。
ドラッカーとか大前研一なんて、まさにその領域でしょ。ハーバードビジネスレビューが日経アソシエイトと比べものにならないのは、ここだよね。
著者で自分を洗脳してしまえばいい。
その他にも、読書のコツがいろいろ書いてあるが、それは省略。
で、やっぱりこの本で、一番印象に残ったのは、伊藤氏の
「何に一番ワクワクするか」「何に一番喜びを感じるか」。このような自分の価値観を認識するのに読書は役に立つ。
だね。
自分探しの旅よりも、こういうところから自分の価値観を見直せるのが、読書の一番いいところ。
別に読書好きは知識を蓄えるためだけに、それに没頭しているわけではない。
自分自身に真剣に向き合っているから、たくさんの本が読めるんだよ。