俺流采配について
今年のプロ野球が終わった。
我が阪神タイガースは終盤の10連勝という見せ場はあったものの、JFK意外はパッとせずなんとももの寂しい終わり方だった。
相当の補強をしないと、来シーズンの優勝はないだろうな。
で、日本シリーズの8回までパーフェクトをしていた山井を変えた点が、世間で話題になっている。
これ見たときに思い出したのが、10年くらい前のオールスター。
故仰木監督の粋な計らいでピッチャー「イチロー」。バッター「松井秀喜」の実現のシーン。
ここで水を刺したのが、野村セリーグ監督。
松井に変わって代打「高津」。
確かに日本シリーズ、56年ぶりの優勝目前。
でも、3勝1敗という状況、川上・中田が控えている、日ハムのダルビッシュ登板がもうないということから、投げさせてよかったんじゃないかな。
プロ野球がつまらなくなっちゃうよ。
今の時代、メジャーへ行く選手が増えており、選手1人1人にスポットがあたっているように、ファンの視点はチームがどうというより、個人に向いている。
非常采配でスポットを浴びるようになったが、今回は山井という投手が伝説を作るチャンスだった。
ヒーローの登場にファンも興味を持つ。
そして、その人を見るために球場に足を運ぶ。
その繰り返しでプロ野球は成り立っているんだから。
落合監督は緊張やプレッシャーとかあるんだろうけど、顧客視点が欠けていたような気がする。
僕はプロ野球が大好きだ。
ファンが集まれば選手のやる気もあがり、好ゲームが増えてくる。
このままサッカーにファンを奪われるのは、ちょいと悲しい。
参加する人たちが、常にファンがいることを意識してプレーしてほしいな。
イチローに変わる日本球界のスターが何人も出てくることを祈るばかり。