見晴らしの良い場所へ
『ウェブ社会をゆく』第三章〜「高速道路」と「けもの道」を読む。
この本は、ウェブ社会がどうこうというよりも、梅田氏の人生論だね。
同じ様な局面で、自分がどういう選択をしたか、あるいはしていくのか
いろいろなことが頭に浮かぶ。
仕事における人生の選択という機会は山ほどある。
そこで「高速道路」の終点にある渋滞で列をなすのか、
「けもの道」を探して走り続けるかは、本人の自由だ。
ベンチャー企業を選んでいる自分としては、
「けもの道」を選んだが、まだ切り開けてはいない。
ただ、梅田氏がそっち側の人で、「けもの道」を自ら開拓していった人なので、
とても参考になる。
自分の仕事の仕方を再考するのに、良い機会だ。
特にこの章に出てくる「見晴らしの良い場所に立つ」ことは、
自分のもっている価値観と一致する。
「見晴らしの良い場所」とは、例えばエンジニアであれば、
Googleに就職することで、最高峰の企業の方向性を体験できるということ。
もう一度考えてみよう。
・自分がやりたいこと(=本気になって取り組めること)
・それにとって「見晴らしの良い場所」とは
しばらく、考えることを忘れていたことに気づかされた。
何か、この人はウェブ社会で生きる人にとって、神のような存在になってきたなぁ。