知覚こそ現実ー『マーケティング22の法則 』

1994年出版の本だが、これは面白い。

このところマーケティング関連で、面白い本がなかったがこれは大当たり。







売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

アル ライズ (著), ジャック トラウト (著), Al Ries (原著), Jack Trout (原著), 新井 喜美夫 (翻訳)



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うちの会社の社長に以前勧められて購入。

事例を基にしており深い理論はないんだけれども、シンプルな分わかりやすい。

マーケをはじめてやる人、もしくは難しいところに入りすぎてしまったので一旦思考を整理したい人にはおすすめ。



この本の言わんとしていることは1つだけ(以下、本文からの抜粋)。



客観的な現実は存在しないし、事実というものも存在しない。

マーケティングの世界に存在するのは、ただ顧客や見込客の中にある知覚だけである。

知覚こそ現実であり、その他のものは全て幻である。




マーケティングは秀逸なコンセプトを作ること。

そして、それを徹底して顧客の心に刷り込むことだと。

顧客の知覚に入り込むことのみに、そのパワーは注がれる。





まさに自分好みのマーケティング理論だ!



あんまり書店で見かけることはないけれども、amazonで取り寄せてまで買う価値は充分あるよ。