レトリックとプロレスラーの必殺技
レトリックとかメタファーに関する本を数冊。
2ヶ月くらい前から、読み始めたが中々進まず『レトリックと人生』は未だに読みかけ。
大学時代は文学をやっていてこういうのばかり読んでいたのでトラウマがある。
ちょっと気が進まない苦手分野かも。
で、これらはレトリックをどう生み出すかというよりも、普段気づかずにレトリックが使われているという再認識の意味合いが強い。
こういうのを強化することを目的とするならば、やっぱり小説とか読んだほうがいいんだろうな。
小説であればレトリックも自然と文に溶け込むが、『レトリックの記号論』なんて、小説ではないのに著者が無意味にレトリックを使いすぎているので読みにくい。
反面、大事なところだけをレトリックとして表現すれば、それだけの効果があるということがわかるね。
レトリックとはプロレスラーの必殺技と一緒で、ここぞというときに使うからこそ説得力があるんだろう。
メタファー思考―意味と認識のしくみ (講談社現代新書)
瀬戸 賢一 (著)
レトリックの記号論 (講談社学術文庫)
佐藤 信夫 (著)
レトリックと人生
ジョージ・レイコフ (著), マーク・ジョンソン (著), 渡部 昇一 (著), 楠瀬 淳三 (著), 下谷 和幸 (著)