光と影
光。
過去を振り返ると、光ばかり追い求めていたような気がする。
何かと派手なこと、楽しいこと、やりがいのあること。
ルーチンワークはとことん嫌いだ。
ただ、振り返ってみると、必ずどこかに影になってくれている人がいる。
光があるところには影がある。
影がいらない人は、真上からスポットライトを浴びれる限られた人だけ。
もしくは、影なんか意識しなくても影になろうとしてくれる人が集まるほどの人望を持っている人もいる。
こういう人って、影に対して意識しなくても感謝の気持ちを持っている。
リストラとかIT化は影になる人から省いていく。
『若者はなぜ3年で・・・』でいうと、新入社員なんかもそうかな。
入社したときはスポットライトを浴びれるのに、それも一瞬だ。
その結果として、光として存在していた人が影を背負うことになる。
1人ではかつての輝きを解き放てない。
影を意識できない人に光は当たらないんじゃないかな。
営業を始めたころ、営業事務さんは大切にしろと散々言われた。
ちょっとばかり、こういうことの本当の意味がわかってきた。
光ばかり追い求めていても、いいことない。
常に影を意識していかないと、ビジネスマンの端くれにもなれやしないよな。