春の嵐


先週末は天気が良かったので、江ノ島へ。台風ばりに風が強く、片瀬江ノ島の交差点では消防隊が出動する始末。風を避けるため、通行人が建物の影にいちいち隠れながら前に進むさまはまるで戦場のよう。滅多に体験できないことだから、こんな日に江ノ島来てよかったと思う。






全然関係ないが、ちょうど今、『放送記念日特集 激震 マスメディア 〜テレビ・新聞の未来〜』なんてものがNHKでやってる。ネットが出てきて、新聞やTVのマスメディアがどうなるかってことを議論している。特に新聞が生き残るかなんてことがあがっているが、それを提供側の考えで、利用者は別に新聞が生き残ろうが、復活しようが、ネット社会になろうが、別にどうでもいいと思う。結局、利用者は便利なもの、コストがかからないものを選ぶんじゃないの。どの新聞もTVも同じニュースばかりなんで、なおさらだ。


で、本番組に出ている佐々木俊尚さんの新刊。本書は視聴者が何を選ぶかではなく、ジャーナリズムとしてのマスメディア崩壊を書いている。もう既に「ネットは信頼性が低い」というのは、自分自身がネットリテラシーありませんって、暴露しているようなところまで来ているね。1つ1つの情報に対する判断力はこれからの世の中でとても重要な要素となっていくんだろう。