創造的な人とそうでない人の違い
- 作者: ポール・スローン
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/08/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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勝間さんの著書でもよく紹介されている『ウミガメのスープ』の著者である、ポールスローンの1冊。
発想法をテーマにした書籍の中では、かなりわかりやすい部類に入ると思う。
その中でも、納得なのがこの一言。
創造的な人とそうでない人のいちばんの違いは、
自分が創造的であると思うかどうかだ。
恐らく、ほとんどの人が創造力には自身を持っていないんだろう。
創造とは思考の癖なので、それは当然。できないと思うと、永久に出来ない。
自然に出来るようになるほど簡単なものではない。
ただ、徐々にでも、意識することでその癖は変えることは出来る。
自分自身、昔は発想とか企画は恐ろしく苦手だと思っていたが、2年以上意識して行動していたら、その苦手意識も大分薄れてきているからね。
まあ、苦手だと思ったら、本書にあるように10のステップを常に試すことがオススメかな。
・前提を疑う
・探り出す質問をする
・見方を変える
・奇抜な組み合わせをしてみる
・アイデアを採用し、応用し、さらに改良する
・ルールを変える
・アイデアの量を増やす
・試してみて評価する
・失敗を歓迎する
・チームを活用する
さらりと読める本だけど、大事な要素がふんだんに盛り込まれた1冊だった。