目の前にある殻を破るために


スキルアップの大きな壁は自分が作り出している殻だと感じる。自分自身ここ数ヶ月何となくもやもやしていたものがあったが、何となくそれが開けてきた。


多分、ここら辺の壁ってみんな一緒なんだろうけど、ほとんどの人が気づかないまま一生過ごすんだろうと思った。自分自身も今の状態にならないと気づかなかったからね。そして、そのきっかけは2つ。


1つ目は、自分が苦手な難しいことを避けていること。
これは、散々読書してきて読むものが何となく感じていたここ数ヶ月。しばらく新刊買う時間を置くと、買いたい本が山ほど出てくる。ただそんな状態でも癖のように、本屋を回っている時にふと気づく。

「読みたい本がなくても、読んでいない本がやまほどある」

どんな本かというと、分厚くて通勤電車で読むにはちょっと面倒な本や、理解するのに時間のかかる難しい本。特に古典的なものが多い。何となくこういうのを避けて、ちょこちょこ出てくる読みやすい新刊ばかり読んでいたような気がする。それでは、今の殻は破れないと気づく。これは何やっても共通。受験とかもそうだけど何年やっても結果が出ないのは、やりやすいパターンが決まってしまっているからだろうね。意識的に楽なほうへ行ってしまっている。


で、2つ目は自分自身を洗脳して出来ている壁。
自分の中で具体的なのは英語。実は英語は英文科を出ているし、海外でも長いこと生活していたので昔はしゃべれた。でも、10年くらいまともに使っていないので、今はまったくしゃべれない。これは、自分自身でビジネスで英語は使うことない、あんまりグローバルで仕事することないと思っていたから。


でも、とある本を読んで、ちょっとばかりやっておこうと思った。1から始める人よりも十分にアドバンテージもあるし、直ぐに元に戻ると思い、早速今日からCNNのポッドキャスティングくらいから軽く始める。帰社時にはリスニング用のCDを買ったので、しばらく通勤途中に何気なく聞くことにする。きばってやると飽きるので、ちょっとづつ長期的にやる方向で。


この2つはいづれも意識の問題。自分で意識して殻を破るか、無理矢理人に破ってもらうか。
私は貝になりたい」とは逆の発想が大事だ。