気づき
いろいろなことに気づきを感じた1冊。
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2009年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/01/10
- メディア: 雑誌
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気づきを感じた時に人は成長するんじゃないかなと、ここんところ思う。ゴルフや料理や英語をやっていて思ったことは、仕事で成長することが一番難しい。なぜなら、仕事は1つの職務や役割に対するスパンが長いので、どうしてもルーチン化しやすい。そうなると気づきも感じにくくなり、成長をしなくなる。
グーグルのように仕事の20%を自由に使えるのは素晴らしい。視点を変えられると共に気づく機会が多く与えられる。これと同じように、日常の仕事から離れて1日のうち僅かでも、いつもと違う視点で自分の仕事について考えることはとても大切だ。
そこそこ社会人やっていて思うのは、各ビジネス雑誌でも頻繁に取り上げられるように、仕事の効率化というものに重きが置かれがちだ。それは大切だが、同じくらい大切なのは短縮して得た時間をどのように使うかだろう。目標とする人と食事したり、難しい本を読んだり、仕事をしているときと違う視点で物事に接し、仕事に影響を与える行動が理想的だ。
で、自分自身が常に考えているのは、どうしたら60歳まで仕事において成長を続けられるか。この年になって、気づく機会が減っている中、とても長い階段だと感じることがしばしば。ただ、時間が経つにつれ英語は重要になるだろうし、学ぶ機会も増えると思うと、そこに取り組むのは1つの正しい戦略だと感じる。
仕事をそつなくこなすことも大切だが、長い目で見た成長は世の中がこれだけ不安定なものだと、目の当たりにしている今、特に本質的な実力こそが問われる時代が来ると感じる。テクニックはあくまでも今いる会社や今の時代だから通じるものであり、時が経つにつれ陳腐化するのは製品でもサービスでも君が得意とする小手先のものも一緒だ。本質的なところで気づきを感じるのはかなりしんどいことだが、しんどいからこそ価値があるんじゃないだろうか。