ちょいと苦言を

自分自身への戒めでもある。歳をとるごとにこういうマインドを忘れてしまうから、そうならないように備忘録として。


・空気が読めない
空気が読めないという言葉に違和感があったが、何とか腑に落ちてきた。それは、空気を読めない(読まない)というのを、「気が利かない」と誤解釈しているケースが多いこと。空気が読めない発言でも腹が立たないケースと、腹が立つケースがあることが違和感だったが、後者は気が利かないという意味であることで納得。それを空気が読めないと解釈してたら致命傷だ。気をつけよう。


・成長
専門職であれば別だが、仕事のスキルがあがることだけでは誰も成長したとは思わない。むしろ精神的な成長の方が重要視される。仕事の難易度が段階的に上がってくる中で、急に精神的な壁にぶつかるのは精神が仕事のスキルに追いついていないこと。例え、その仕事をするためのスキルがなくても精神力があれば任せることが出来るが、重要な仕事になればなるほど、その逆はありえない。


・優先事項
安易に優先順位を決めることは危険。まずは、効率化すること。ABCDEという事項を順位付けしABCをするだけよりも、仕事の効率化をすることで、余った時間は重要な仕事を他人から譲り受けてAAABCDという選択を取ることもできる。営業のアポリストで考えると明らか。優先順位付けとは短期的・長期的の双方で「重要なこと」を全てやるためのものだが、目の前のリストをクリアするというような短期的思考に陥る罠でもある。


・目の前にあるおいしいもの
忙しい時に周りも忙しい時は、経験となる仕事がたくさん転がっている。仕事を効率化することで重要な仕事が数多く周ってくる。そんな時は、家かえって本読んでる場合じゃないし、ちんたら仕事をやってる場合でもない。せっかくイチローがバッティングピッチャー探しているのに、ブルペンで投球練習しているようなもんだ。MOTTAINAI


・思考停止
思考停止は若者には限らない。大企業にいるおっさんの多くが思考停止しているぞ。


コーチン
企業スタイルにより必要性が違うことは徐々に理解。成長率が鈍化している日本社会においては、労働は国外に徐々にシフトされ、想像力が重要な社会になる。何となくコーチングは労働者の多い社会に適合するようなイメージがあるので、市場の衰退と今回の雇用問題で最低限な生活もままならない人たちに対してはそれ以前。もちろんコンサルタントなどのハイクラスも違う。

そこら辺はマズローとか抑えていればわかることだが、漠然と叫ばれるコーチングとは誰をターゲットにしているのかも名言できていない。適合する業種や職種はあるはず。もちろん、単なる研修会社がそんなことを考えていないとは思わないが、テクニックとして誰でも出来るみたいな感じで説明しているだけなことが多いのが、腑に落ちないんだろう。石原都知事的な言い方をすれば、テクニックとして演じることは簡単に出来るし、したこともあるしね。

ちなみに、生物学的に動物は、敵意のある対象とは食事だけではなく排泄もしないそう。単純に連れションして、飯一緒に食って親身になって、組織という枠をとっぱらって付き合うことが大事なんじゃないのかな。ほんとに必要なのかは、いまだに疑問。


コーチングその2
ちょっとしたことで褒めて喜ぶ人間もいれば、馬鹿にされていると思う人もいる。何かのウェブサイトで見たけど女性は褒められると馬鹿にされていると思う人が多いそう。自分は褒められると馬鹿にされている気がしてムカつくが、怒られてもそんなこと言われる筋合いはないと思いムカついてしまう。ただ、ムカついた時は気合入れてやるので、結局のところどっちも効果が出る。人が相手なんだからあ〜すればこうなるという答えはなく、もちろん例外もある。そこの柔軟的な会話力が重要だから理論はあくまでも道具だと思う。


・終わりは始まり
何かを終えた時、そこから1歩も踏み込まずに立ち止まっていることほど、バカバカしいものはない。




読み直して思ったが、もう1度この文章を長井秀和風に読むと、結構面白く読める・・・・