経営・組織

モチベーション3.0

自己啓発系では久々の良書。 モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか作者: ダニエル・ピンク,大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/07メディア: ハードカバー購入: 101人 クリック: 5,453回この商品を含むブログ (153件) を見…

とある営業MGRの告白(本音)

ひとまずではあるが、長い1年が終わった。この1年は毎日が寿命が縮まる思いがするほど苦しい1年だった。なぜかというと、今年はマネージャーという立場で経営にもかかわる中、昨年までと同じ営業マンとしてのプレーヤーだったから。組織を見ながら、自分自身…

1万2千円は景気回復に効果があるのか?

今まであなたが見た鳥が白鳥が全て白かったとしても、それは明日黒い白鳥が出現しないことを保証しないのだ。 ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書)より 不況というのは、このように突然やってくる。世界は常に不完全。また、本書には表現は違うが、このよ…

株に興味なくても参考になる

財務系の本として面白い本は久々だ。 内容は、業種の違う9つの企業をピックアップし、財務諸表からその経営を分析するもの。著者はコンサルタントとして数多くのM&Aや企業再生案件に参画した経験を持つ。つまり、本書はただ単に分析が得意な会計士や「さ…

ワークシェアリングについて

ワークシェアリングについて、いろいろと話題になっているが、結局政府としては指針を示せないそう。 ワークシェアリングは簡単に言うと、1つの仕事を複数の人で分け合うことで、1人あたりの労働時間の短縮に加えて雇用機会の拡大につながる。労働時間の短…

派遣切りとかベンチャースピリットとか

強者と弱者が共存する環境が成り立つのは、強者がリスクテイクしているから。強者がリスクヘッジをしだすと共存自体がなくなる。具体的に言うと、派遣切りなんて正にそうで、これは雇用側がリスクヘッジをする行為であり、一方この時期に採用を増やす企業は…

リストラが止まらない

IBMが1000人をリストラするらしいっすね。これは驚き。 それも主に、自動車関連の事業が中心だという。日経ビジネスに書いてあったが、バブル不況時と違って、今回の不況は事業部毎などという縦割りのリストラ(事業整理)が多いらしい。 IBMもその類…

行動するリーダーの条件

先月号のハーバードビジネスレビューは「目からうろこ」な内容が多く、さらにさらに。 http://d.hatena.ne.jp/naotake1974/20081006/1223303292 従業員の満足度をあげるために、いろいろな理論が発表されている。 参考になるのは、マズローの「欲求段階説」…

働くことに悩みはつきない

前のブログで紹介した「悩み」についての続き。 http://d.hatena.ne.jp/naotake1974/20080929/1222703828 仕事をする上での悩みは数多くあると思う。 特に今の時代では、転職という選択肢も含めて、その組織に属することが自分にとってベストなのかを、問う…

従業員もボーっとしている場合じゃない

いろいろと話題になっている格差について。 格差と希望―誰が損をしているか?作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (37件) を見る 経済学者である著者の視点でかかれており…

自分らの世代がちょうど悩むこと

それは、リーダーシップとかマネジメントということでしょ。 30代となってくると、誰もが必ずこの壁にぶつかる。 参考までに、以下の2冊を読んでみた。 リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)作者: ジョン・P.コ…

日本におけるダイバーシティとは?『個を活かすダイバーシティ戦略』

ダイバーシティを詳しく知りたいと思い購入。事例がたくさん載っていてとても参考になった。 個を活かすダイバーシティ戦略作者: マーサージャパン,C-Suite Club出版社/メーカー: ファーストプレス発売日: 2008/07/11メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 50…

究極的に戦略とは・・・『あたらしい戦略の教科書』

本書は戦略の立て方ではなく、組織における戦略の実行について焦点を当てている。 そこが「あたらしい」と意味しているところ。 あたらしい戦略の教科書作者: 酒井穣出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/07/15メディア: 単行本(…